|
『HEART ACE』(ハートのエース)は、1985年に発表されたRCサクセションのアルバム。 == 解説 == RCサクセション(以下、RCと略す。)の13枚目のアルバムであり、事務所独立後の第一弾アルバムである。 発売日は現在のデータでは85年11月21日とされているが、レコード(ミュージックテープも)ジャケットでは85年11月30日となっている。当時の販売促進用カセットでの案内文もそのようになっており、こちらが正しい可能性もある。CDもジャケット上では85年11月30日発売であるが、前述のカセットでは同年12月5日となっている。 本アルバム発表に先駆けてリリースされたシングル「すべてはALRIGHT(YA BABY)」がPARCOのCMに使用され、RCのメンバーもCMやポスターに登場した〔アートディレクター:井上嗣也、写真:繰上和美、コピー:糸井重里、PV演出:川崎徹〕が、プロモーション嫌い・マスメディア的演出嫌いの仲井戸麗市がそのことで激しく落ち込んでしまったことや、仲井戸自身のソロアルバムのレコーディングやツアー準備と時期が重なり、参加時間が減ったため、曲作りは忌野清志郎と小林和生(作曲、アレンジのヘルパーとして春日博文)中心になった。スタジオ作業ではG2の役割が多く、当時のファンクラブ会報でも一人でスタジオに残って作業しているといったレポートがある。 忌野はこのアルバムに関して「この頃は何を歌ったらいいのかわからなかった」と語っており、実際に曲作りのために北陸地方にドライブ旅行を行ったりもした。「海辺のワインディングロード」などはこの時の旅行で作られたとされる。 なお、本アルバムはエンジニアリングの問題で音があまりよくなかったため(メンバーではなくレコード会社からの指摘によるもの)、リリース直後にM6とM9をロンドンでリミックスし収録したミニアルバム『NAUGHTY BOY』〔未CD化である。〕を制作している。ただしこれはRCとしてレコーディングしながらも他のメンバーが参加に消極的だったため、忌野のみによるプロデュースで制作・仕上げを行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「HEART ACE」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|